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ドイツの賃貸検索サイト|おすすめ3選と使い方【物件探しガイド】

ドイツでの物件探しは、日本のように不動産会社に行くのではなく、アパート検索サイトを使って自分で探すのが基本です。

掲載件数は多いものの、すでに契約済みの物件や返信が来ないケースも多く、思うように進まないことが少なくありません。

この記事では、ドイツで実際に使われている賃貸サイトの特徴や物件情報の見方、注意点を整理しています。

ドイツの物件探しの流れについては、「プロが教えるドイツの物件探し」で詳しく解説しています。

ドイツの物件探しは賃貸サイトが基本

ドイツでは、不動産会社に来店して物件を紹介してもらうことはほとんどなく、オンラインの賃貸サイトを利用して自分で探すのが一般的です。

サイトには、不動産会社が掲載している物件と、大家さんが直接掲載している物件(von privat)があり、多くは家具無し物件です。

ドイツの主要な賃貸サイト一覧

Immobilienscout24を中心に、WG-GesuchtやKleinanzeigenを併用して探すといいです。

  • ImmoScout24:物件数が多く、まず最初にチェックすべきサイト
  • WG-Gesucht :シェアハウスや学生向け、短期滞在におすすめ
  • Kleinanzeigen:個人掲載が多く、掘り出し物が見つかる可能性あり(※詐欺注意)

Immobilienscout24

ドイツ最大の不動産サイト「Immobilien24」は、掲載数が非常に多いのが特徴です。

ただし、掲載物件の中には期限切れやすでに契約済みのものも含まれているため、「見つかりそうで見つからない」と感じることもあります。

また、「MieterPlus(有料会員)」限定でしかメッセージが送れない物件もあります。

WG-Gesucht

シェアハウス(WG)や学生向け物件に特化したサイト「WG-Gesucht」は、ドイツで部屋探しをする学生には定番です。

家賃が比較的安く、短期滞在や家具付き物件も多いため、初めてドイツに来る方にも利用しやすいのが特徴です。

ただし人気物件には応募が集中するため、こまめにチェックし、早めに連絡することが重要です。

Kleinanzeigen

個人間でやり取りする掲示板型サイト「Kleinanzeigen」は、大家さんが直接掲載している物件が主です。

掘り出し物が見つかることもありますが、その分トラブルや詐欺のリスクも高いため注意が必要です。

特に、内見前に前家賃や保証金の振込を求められる場合は、詐欺の可能性があるため慎重に判断してください。

ただし、これらのサイトに掲載されている物件は応募者が非常に多く、内見すらできないことも多々あります。特に海外からの応募やドイツ語でのやり取りが難しい場合、思うように進みません。

実際に多くの方がこれらのサイトで探されますが、なかなか決まらず、時間だけが過ぎてしまうこともあります。

そのため、限られた準備期間の中で確実に住まいを確保したい場合は、早い段階で現地のサポートを検討することをおすすめします。

賃貸サイトの使い方

Immobilienscout24を例にして、物件の見方を説明します。基本的にはどこのサイトも記載されている内容は同じです。

家賃(Kaltmiete / Warmmiete)

ドイツの家賃表示は2種類あります。

Kaltmiete:基本家賃
この値段を元に保証金が算出されます。

Warmmiete:基本家賃 + 共益費
毎月の家賃になります。共益費は物件によって含まれるものが変わります。

一見安く見える物件はKaltmieteで表示されていることが多く、実際に支払う金額はWarmmieteなのでお気を付け下さい。


Kaltmiete:800€
Warmmiete:1,050€(水道・暖房代込み)

家賃の目安については、こちらの記事をお読みください。

保証金(Kaution)

通常はKaltmiete(基本家賃)の3ヶ月分です。
退去時には修繕費などを差し引いた金額が返金されますが、修繕の程度によっては全額返金されない場合もあるため、事前に契約内容を確認するといいです。

契約内容の注意点などについては、こちらの記事をお読みください。

入居日(Bezugsfrei ab)

稀に「2024年10月1日〜2025年3月末まで入居可」といったように、入居期間が限定されている物件があります。これは、その期間だけ借りれる物件で、家賃は安めの設定です。
安さに惹かれて契約すると、短期間で引越さなければいけないことがあるのでご注意ください。

即入居可 = ab sofort
入居日指定 = 01.12.2024
入居期間限定 = 01.10.2024~31.03.2025

部屋数(Zimmer)

リビングも1部屋としてカウントされるため、日本とは数え方が異なります。

例えば、Zimmer1と書かれていたらワンルーム、Zimmer2ならリビングと寝室の2つになります。

キッチン(Einbauküche)

ドイツではキッチン無し物件が一般的で、キッチン付きはかなり少なくなります。

検索条件に「キッチン付き:Einbauküche」のチェックを入れると、キッチン無し物件の1/10程度になります。

貸主直物件(von privat)

不動産会社を通さず、大家さんと直接やり取りする物件で、家賃が安いこともありますが、すべて自己対応になります。

有料会員物件(Nur exklusive für MieterPlus)

有料会員のみメッセージのやり取りができる物件です。

内見申込み方法とコツ

申込みメッセージ

出典:ImmoScout24公式サイトより(2026年時点)

ImmoScout24ではメッセージ機能を使って内見依頼を送ります。

英語よりもドイツ語で送る方が返信率が高いです。

例文
Ich interessiere mich für Ihre Wohnung und würde sie gerne besichtigen.

コツ

ドイツでは、内見依頼の段階で候補者が絞られることが多く、問い合わせの内容やスピードが非常に重要になります。

まず、掲載後すぐに連絡することが大切です。人気物件は短時間で応募が集まり、早い段階で締め切られてしまうことも珍しくありません。

また、英語よりもドイツ語で連絡した方が返信率が高いです。簡単な自己紹介(滞在目的・職業・安定性など)を添えることで、「安心して貸せる人」と判断されやすくなります。

内見が取れない理由

ドイツでは、1つの物件に数十件以上の問い合わせが集まります。そのため、すべてに返信が来るわけではなく、内見に進めないまま終わることも多々あります。

また、大家さんが入居者を選ぶ仕組みのため、条件の良い応募者から順に案内され、すぐに募集が締め切られることもあります。

内見について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

詐欺に注意

以下のような場合は注意が必要です。

  • 返信が異常に早い
  • ドイツ語で送ったのに英語で返信
  • 相場より極端に安い

前家賃や保証金の振込を求められるケースは詐欺の可能性があります。

物件探し激戦のドイツで、すでに内見が取れず焦っているときに、とてもキレイなオシャレな物件で返信がすぐにきて家賃も安い、となると判断力が鈍りつい詐欺にひっかかってしまいます。好条件の場合は、掲載情報と返信内容を再度確認してください。

まとめ

ドイツの賃貸サイトは、ImmoScout24・WG-Gesucht・Kleinanzeigenなどを使って自分で物件を探すのが一般的です。

家賃表示(Kaltmiete・Warmmiete)の違いや保証金、キッチンの有無など、日本とは異なるポイントを理解し、詐欺に注意しながら進めましょう。

アーヘンでの物件探しや生活立ち上げについては、現地在住の日本人スタッフがサポートしています。ドイツでの住まい探しに不安がある方も、お気軽にご相談ください。

文:レンガ

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